あんこう,アンコウ,鮟鱇とは
オスとメスを比べると、メスの方が遥かに大きく、美味しいのもメスの方です。関東で冬の味覚として食用されていましたが、徐々に全国に広がり冬鍋の代表となりました。国産あんこうの肝は、フォアグラよりも、味が良いと評する方もいるほどです。全長は1m以上にもなり、鱗,うろこがなく、歯は鋭く内側に向いています。頭上に、アンテナ状の棘条(きょくじょう)を動かして、えび類や小魚、イカなどを誘って捕食します。
あんこう,アンコウ,鮟鱇の特性
硬骨魚類 アンコウ目アンコウ科アンコウ属
あんこう,アンコウ,鮟鱇の学名
Lophiomus setigerus
あんこう,アンコウ,鮟鱇の英米語
anglerfish
goosefish
blackmouth goosefish
あんこう,アンコウ,鮟鱇のフランス語
baudroie
lotte
あんこう,アンコウ,鮟鱇の別名
くつあんこう
あんこう,アンコウ,鮟鱇の地方名
和歌山県和歌浦
あんご
和歌山県串本
あんこもち
和歌山・富山・新潟
あんこ
高知
えどあんこう
鹿児島
はたあんご
神奈川
くつあんこう
あんこう,アンコウ,鮟鱇の値段 価格の市場相場
東京都中央卸売市場 年平均は、851円/kgです
大阪中央卸売市場 年平均は、738円/kgです
2018.平均卸売価格:円/kg
東 京 | 大 阪 | |
年平均 | 851 | 738 |
1月 | 1096 | 713 |
2月 | 983 | 940 |
3月 | 454 | 507 |
4月 | 325 | 292 |
5月 | 296 | 635 |
6月 | 366 | 1559 |
7月 | 364 | 571 |
8月 | 509 | 401 |
9月 | 516 | 525 |
10月 | 733 | 702 |
11月 | 662 | 756 |
12月 | 1094 | 863 |
あんこう,アンコウ,鮟鱇の旬
冬
あんこう,アンコウ,鮟鱇の産地
北海道、佐渡、島根、青森、山口など
あんこう,アンコウ,鮟鱇のふるさと納税
福井県
越前で水揚げされるあんこうを食べやすく身とアラに切り取り、個食包装いたしました。鍋つゆ付になっております。■生産者の声 この越前町で創業50年以上干物を作り続けてきた、職人技の魚の目利きと塩加減で厳選し、1尾1尾思いを込めて作っています。我が社は人と人との繋がりで成っているので、皆さまに喜んでいただける笑顔作りの一品を目指して日々精進してまいります。
福岡県 中間市
北部九州の冬の味覚「あんこう鍋」を1年中ご家庭でご堪能いただけます。中間市老舗マル五「辻鮮魚店」では、水揚げ量を誇る下関漁港より仕入れたあんこうを、その日のうちに捌き3Dフリーザーにて急速冷凍、鮮度を維持しています。日本海の荒波で育ったあんこうは、身が引き締まりプリプリの食感!コラーゲンたっぷりのアラから出る出汁は大変美味です。特製あんこうスープ付きですので、お好みの野菜を入れるだけで手軽に本格あんこう鍋がご堪能いただけます。シメには米麺やご飯を入れて、濃厚なスープを最後までお楽しみください!鍋物によく合う、オリジナルの中間市産「米麺」をセットにしました。鍋の中盤で入れてもよし、シメでお召し上がりいただくのも美味です。
福島県 いわき市
自社特製の鍋つゆは、あん肝を練り込んで製造してあります。淡白な鮟鱇の身・皮と合わせ、あん肝のコク・旨味が感じられ箸が止まらない逸品です。また、鍋の締めは、ねぎをたっぷり入れた雑炊がおすすめです。
あんこう(生)の栄養成分
可食部100gあたり
成分名 | 値 | 単位 | |||
廃棄率 | 65 | % | |||
エネルギー | 58 | kcal | |||
243 | kJ | ||||
水分 | 85.4 | g | |||
たんぱく質 | 13.0 | g | |||
アミノ酸組成によるたんぱく質 | (10.7) | g | |||
脂質 | 0.2 | g | |||
トリアシルグリセロール当量 | 0.1 | g | |||
炭水化物 | 0.3 | g | |||
灰分 | 1.1 | g | |||
無 機 質 |
ナトリウム | 130 | mg | ||
カリウム | 210 | mg | |||
カルシウム | 8 | mg | |||
マグネシウム | 19 | mg | |||
リン | 140 | mg | |||
鉄 | 0.2 | mg | |||
亜鉛 | 0.6 | mg | |||
銅 | 0.04 | mg | |||
マンガン | Tr | mg | |||
ヨウ素 | – | μg | |||
セレン | – | μg | |||
クロム | – | μg | |||
モリブデン | – | μg | |||
ビ タ ミ ン |
A | レチノール | 13 | μg | |
カロテン | α | 0 | μg | ||
β | 0 | μg | |||
β−クリプトキサンチン | 0 | μg | |||
β−カロテン当量 | 0 | μg | |||
レチノール活性当量 | 13 | μg | |||
D | 1.0 | μg | |||
E | トコフェロール | α | 0.7 | mg | |
β | 0 | mg | |||
γ | 0 | mg | |||
δ | 0 | mg | |||
K | (0) | μg | |||
B1 | 0.04 | mg | |||
B2 | 0.16 | mg | |||
ナイアシン | 1.7 | mg | |||
ナイアシン当量 | (4.1) | mg | |||
B6 | 0.11 | mg | |||
B12 | 1.2 | μg | |||
葉酸 | 5 | μg | |||
パントテン酸 | 0.21 | mg | |||
ビオチン | – | μg | |||
C | 1 | mg | |||
脂 肪 酸 |
飽和 | 0.02 | g | ||
一価不飽和 | 0.02 | g | |||
多価不飽和 | 0.04 | g | |||
コレステロール | 78 | mg | |||
単糖当量 | – | g | |||
食 物 繊 維 |
水溶性 | (0) | g | ||
不溶性 | (0) | g | |||
総量 | (0) | g | |||
食塩相当量 | 0.3 | g | |||
アルコール | – | g | |||
重量変化率 | – | % |
出典.日本食品標準成分表2015年版(七訂)
あんこう(きも/生)の栄養成分
可食部100gあたり
成分名 | 値 | 単位 | |||
廃棄率 | 0 | % | |||
エネルギー | 445 | kcal | |||
1862 | kJ | ||||
水分 | 45.1 | g | |||
たんぱく質 | 10.0 | g | |||
アミノ酸組成によるたんぱく質 | 7.8 | g | |||
脂質 | 41.9 | g | |||
トリアシルグリセロール当量 | 36.9 | g | |||
炭水化物 | 2.2 | g | |||
灰分 | 0.8 | g | |||
無 機 質 |
ナトリウム | 110 | mg | ||
カリウム | 220 | mg | |||
カルシウム | 6 | mg | |||
マグネシウム | 9 | mg | |||
リン | 140 | mg | |||
鉄 | 1.2 | mg | |||
亜鉛 | 2.2 | mg | |||
銅 | 1.00 | mg | |||
マンガン | – | mg | |||
ヨウ素 | 96 | μg | |||
セレン | 200 | μg | |||
クロム | Tr | μg | |||
モリブデン | 5 | μg | |||
ビ タ ミ ン |
A | レチノール | 8300 | μg | |
カロテン | α | (0) | μg | ||
β | (0) | μg | |||
β−クリプトキサンチン | (0) | μg | |||
β−カロテン当量 | (0) | μg | |||
レチノール活性当量 | 8300 | μg | |||
D | 110.0 | μg | |||
E | トコフェロール | α | 13.8 | mg | |
β | 0 | mg | |||
γ | 0.1 | mg | |||
δ | 0 | mg | |||
K | (0) | μg | |||
B1 | 0.14 | mg | |||
B2 | 0.35 | mg | |||
ナイアシン | 1.5 | mg | |||
ナイアシン当量 | 3.8 | mg | |||
B6 | 0.11 | mg | |||
B12 | 39.1 | μg | |||
葉酸 | 88 | μg | |||
パントテン酸 | 0.89 | mg | |||
ビオチン | 13.4 | μg | |||
C | 1 | mg | |||
脂 肪 酸 |
飽和 | 9.29 | g | ||
一価不飽和 | 14.15 | g | |||
多価不飽和 | 11.88 | g | |||
コレステロール | 560 | mg | |||
単糖当量 | – | g | |||
食 物 繊 維 |
水溶性 | (0) | g | ||
不溶性 | (0) | g | |||
総量 | (0) | g | |||
食塩相当量 | 0.3 | g | |||
アルコール | – | g | |||
重量変化率 | – | % |
出典.日本食品標準成分表2015年版(七訂)
あんこう,アンコウ,鮟鱇の価格相場
島根県
『西のフグ(河豚)、東のアンコウ(鮟鱇)』と並び称されている高級魚。冬の鍋の代表選手ともいえます。体全体が柔軟で粘りがあるため「吊るし切り」という方法で捌かれます。(そうしないと捌けないというわけではないです)「食べられない所が無い」と言われ、江戸の川柳で「アンコウは唇ばかり残るなり」と詠まれているとか。肝、ひれ、ぬの(卵巣)、身、胃、えら、皮が一般に七つ道具と言い、肝(アンキモ)は「海のフォアグラ」と呼ばれます。
北海道
職人が1尾ずつ厳選し、捌き、完全下処理済の臭みのない、あんこう鍋です。肝などは入れないので、お子様からお年寄りまで美味しく召し上がれます。面倒な、出汁つくりや、下処理済なので、野菜を用意するだけで、だれでも、簡単に、料亭仕立てのあんこう鍋ができます。〆は、あんこうラーメン、うどん、雑炊の食べ比べがおすすめです。
青森県