


人参とごぼうの筑前煮のレシピ/作り方
桜が満開になってきた今日この頃に定番料理の筑前煮。
筑前煮と言えば、れんこんが入っているイメージがありますが、4月はあまりれんこんは出回っていません。
しかし、煮物と言えば、家庭の味と言われるほど、日本人にはとても身近な料理ではないかと思います。
また、本来は鶏もも肉を使用する所ですが、今回は鶏むね肉を使用しております。(鶏もも肉の方が油があって美味しいかも)
そして、食材も、人参、ごぼう、干しシイタケ、糸こんにゃくの4種類を使用しておりますが、この内の2種類+鶏肉でも問題ありません。
冷蔵庫の中身と相談して、調理する際は参考にして頂けたらと思います。
用途まとめ
- コース:メインのおかず
- 下準備:15分
- 調理:15分
- 所要時間:30分
※干しシイタケは前日位に水で戻しておく事をオススメ致します。
- 分量:4人分
食材毎の旬
材料
- 鶏むね肉(鶏ももが良い):200g
- 人参:1本
- ごぼう:1/2本
- 干ししいたけ:10枚位
- 糸こんにゃく:300g
- ☆水:300g
- ☆だしの素:少々
- ☆干しシイタケの戻し汁(コツ1):5g
- ☆酒:100㏄
- ☆味醂:50㏄
- ☆砂糖:大4
- ☆濃口:75㏄
- ☆薄口:大1
- サラダ油:少々
【盛り付け用】
- 刻みネギ:あれば

作り方
1干しシイタケを事前に水で戻しておきます。(コツ1)

干しシイタケは事前に戻しておく(コツ1)
2人参とごぼうは乱切りに、鶏肉は一口サイズに、糸こんにゃくは水気を切って4㎝幅位に切ります。

人参を乱切り

ごぼうも乱切り

鶏肉は一口サイズ

水気を切ってから4㎝位に切る
3鍋にサラダ油を引いて、鶏肉の表面が変わる位まで炒めていきます。
4鶏肉の表面が色が変わったら、人参とごぼうを入れ、炒めていきます。
5人参とごぼうがある程度炒たまったら、糸こんにゃくと水で戻した干しシイタケを入れてさらに炒めていきます。
6全体が軽く炒たまったら☆(水、だしの素、しいたけの戻し汁、味醂、砂糖、濃口、薄口、酒)を入れ、沸騰するまで煮込んでいきます。
7沸騰したら、アクが出てくる為、必ず取り除きます。(コツ2)
8落し蓋をして、煮込んでいきます。(コツ3)
9水分がある程度なくなってきたら、味を確認して完成です。
10器に盛り付けて、お好みでネギを盛り付けたら完成です。


作る際のポイント
コツ1:干しシイタケは戻るには時間がかかる
干ししいたけは元々乾燥している為、水で戻しておくにしてもかなりの時間がかかります。
下記の写真は1時間位付けた場合の写真です。カサの部分は戻っていますが、石づきの芯の部分は戻っておれず、固いままです。

⇐の所が固い
使用する場合は、最低でも6時間位は水につけて置く必要がある為、料理をする前日あるいは、6時間前につけて置くと良いです。
また、干ししいたけは水に入れても浮かんでくる為、下記の写真の様に上にリードペーパーやサランラップなどで、全体が水につかる様にしておくと良いです。

リードペーパーをかぶせた場合
コツ2:アクは臭みの原因にある
アクをきちんと取る事によって、より美味しい煮物をつくる事が出来ます。
コツ3:落し蓋が無い場合はアルミホイルでも良い
アルミホイルでも十分に落し蓋の役割をしてくれる為、アルミホイルでも大丈夫です。
