中国の四川料理である麻婆豆腐は本来、山椒を入れて作るので辛いです。それがまた、麻婆豆腐の良さでもあります。様々な作り方がある麻婆豆腐は、調味料を入れる順番によって辛味がかなり変わってきます。今回は、お子様でも食べれる麻婆豆腐を作りましたのでご紹介します。本来の辛い麻婆豆腐がお好きな方は、物足りないと思いますので、仕上げに山椒を加えると良いと思います。
料理動画
用途
下準備:20分
調理:10分
所要時間:30分
分量:4人分
材料
豆腐:400g
豚ひき肉:300g
☆白ネギ(みじん切り):1本
☆生姜(みじん切り):1かけ
☆ニンニク(みじん切り):1かけ
☆豆板醤:大1
☆甜面醤:大1
☆ゴマ油(炒める時用):大1
★水:500㏄
★鶏ガラスープの素:少々
★酒:50㏄
★濃口:50㏄
★味の素:少々
仕上げ用
水溶き片栗粉:少々
ごま油:大1
ラー油:少々
山椒:少々(コツ6)
作り方
- ごま油を引き☆(白ネギ生姜ニンニク豆板醤甜面醤)の材料を弱火でじっくり炒めていきます。
- 色付いてきたらひき肉を中火で色付くまで炒めていきます。
- ★(水鶏ガラスープの素酒濃口味の素)の材料を入れ、煮ていきます。
- 沸騰したらアクが出てくるので取り除いていきます。
- 下茹でした豆腐を入れます。
- 味を確認した後に水溶き片栗粉で餡にします。
- 仕上げ用の調味料(ごま油ラー油山椒)を入れたら完成です。
ポイント
コツ1:中火以上で炒めると焦げてしまう
にんにくや、豆板醤甜面醤は、弱火でじっくりと炒める事によって、香りが出てきます。しかし中火以上で炒めていくと、良い香りがする前に焦げ付いてしまいます。
コツ2:アクは臭みの原因になる
丁寧に取る事によって、美味しい麻婆豆腐が出来上がります。また、動画にある様に、おたまの裏の部分を使って、アクをまとめていくと、楽にアクを取り除く事が出来ます。
コツ3:豆腐は下茹でした方が味が染みやすい
動画の中にはありませんが、豆腐は一度下茹でして、ザルで自然に冷ます事によって、余分な水分が飛んで行き、味がより染みやすくなります。
コツ4:一度餡状にすると味の調整がしづらくなる
一度水分が餡状になると、味が入りづらく、とても味の調整がしづらいです。水溶き片栗粉で餡にする前に、味を確認する事をオススメします。水溶き片栗粉の水分で、味が薄まってしまうので”少し濃いかな”と思う位の味付けが良いです。
コツ5:豆腐を入れる前に餡にすると味が薄まる
下茹でした豆腐であっても、水分を含んでいるため味が薄まります。豆腐を入れた後に、餡にする事をオススメします。
コツ6:山椒はお好みで
辛いのがお好きな方は、多めに入れることをオススメします。