
セルリアック,セロリアックとは
見た目からは、想像しにくいかもしれませんが、セロリーの仲間です。普通のセロリーよりも香りが繊細で、厚い皮をむいて料理します。根は直径10cmほどの球形で、重みがあり表面がしっかりしています。握りこぶし程度の大きさがちょうどよく、小さすぎると未熟、大きすぎると味が落ちます。
セルリアック,セロリアックの特性
セリ科
オランダミツバ属1~2年生草本
セルリアック,セロリアックの学名
Apium graveolens var. rapaceum
セルリアック,セロリアックの英米語
celeriac
セルリアック,セロリアックのドイツ語
Sellerie
セルリアック,セロリアックのフランス語
celeri-rave
セルリアック,セロリアックの和名
根セロリ
いもセロリ
セルリアック,セロリアックの成分
可食部100gあたり
水分 88.8g
たんぱく質 1.2g
カロテン 26㎍
ビタミンC 14mg
セルリアック,セロリアックの旬
12月~3月
セルリアック,セロリアックの産地
日本
長野
海外
フランス
ドイツ
セルリアック,セロリアックの値段 価格の市場相場
セルリアック,セロリアックの価格相場
フランス産
セロリアック、セロリラブと呼ばれるこの野菜は、和名ではカブラミツバ又は根セロリと呼ばれるものです。日本でもポピュラーな茎セロリと同じくセリ科の野菜ですが、根セロリとは別品種で茎セロリの根が肥大化したものではありません。ヨーロッパでは古くから親しまれてきた根菜ですが、日本ではフランス料理店など一部の飲食店で使われる程度で、一般的にはまだまだ知られていない食材です。外見はゴツゴツとしていて硬そうな印象ですが、皮を剥くときれいな象牙色の果肉が詰まっており、サラダにするとシャキシャキとした爽やかな食感が楽しめます。茎セロリに似た味と香りがありますが、茎セロリよりもクセが少ないため食べやすいのが特徴です。
有機種子生産メーカーが独自の”GFPサステイナビリティ基準”を設け、販売する種子が有機栽培で生産され、無化学消毒であることを確認しています。
育て方
播種時期:1~3月(温床)、5~6月
セルトレーまたはポットで育苗し、株間25cm前後で育てます。(風通しを良くするため密植は避けて下さい。)根部が直径5cm程度まで肥大したら、根の周りの土を取り除き、根頭部を露出させ、枯れた下葉を切ります。収穫適期は10~12月(1~3月の温床播種の場合)、12~3月(5~6月播種の場合)です。収穫前に寒さが厳しくなれば、トンネルなどで保温するとより良く育ちます。
利用方法
セリ科の多年草です。セロリーの一種で、根がカブ状に肥大したものを食用とします。風味はセロリと同じで、バターで炒めたり、スープ・シチューなどの煮込み料理、生のままサラダにして食べます。一方、葉の方はセロリーに似ていますが、苦味が強く固いために食用には向きません。収穫適期は根部が握りこぶし大(8cm前後)になってから収穫します。
フランス産