つゆだくが苦手な人におすすめ!豚丼
北海帯広産の甘辛いタレをまぶして焼く豚丼とは異なり、2003年の牛肉のBSE問題の代替え料理として全国チェーンに誕生したのが、全国的に馴染みのある豚丼です。その豚丼は、合わせた調味料で煮た豚肉をご飯の上に乗せた料理です。つゆだくが好きな人、つゆだくが嫌いな人両方に大きく分かれる豚丼でもあります。私は、ご飯がベチャベチャになるのががあまり好きではありません。しかし、あのつゆのうま味も味わいたい!それを実現する為に、水溶き片栗粉で閉じました。結果、つゆのうま味を残したまま、ご飯がベチャベチャにならない豚丼が出来ましたので、ご紹介致します。
用途
下準備:15分
調理:10分
所要時間:25分
分量:4人分
材料
豚肉:300g
玉ねぎ:1個
☆濃口:360g
☆酒 :180g
☆砂糖:130g
水溶き片栗粉
★水:40g
★片栗粉:20g
盛り付け用
卵の黄身 :4個(1人1個)
刻みネギ:少々
作り方
1. ☆(濃口酒砂糖)を大きめの鍋に入れ火にかけます。
2. 沸騰させ、酒に含まれるアルコール分を飛ばします。アルコール分が飛んだら、火を止めて冷まします。
3. 玉ねぎをくし切りにします。
4. 豚肉を食べやすい大きさに切ります。
5. ★(水片栗粉)を合わせて、水溶き片栗粉を作っておきます。
6. 冷めた 2に豚肉と玉ねぎを入れ、火にかけます。
7. 沸騰し、全体に火が通ったら、火を止めてから、 5で合わせた水溶き片栗粉を入れ、とろみをつけます。
8. とろみが付いた状態になれば、完成です。
9. 器にご飯を盛り、つゆを封じ込めた豚肉を乗せ、お好みで、卵の黄身とネギを盛り付けたら完成です。
ポイント
コツ1
小さい鍋だと沸騰した時に溢れでてしまう。片付けも大変になり、調味料も無駄にしてします。
コツ2
合わせた水溶き片栗粉は、自然に沈殿するもの
時間が経つと、水溶き片栗粉は自然に下の方に沈殿し、分離します。水溶き片栗粉を使用する場合は、再度、沈殿している片栗粉と水を合わせる事によって、水溶き片栗粉に戻す事が出来ます。
コツ3
水溶き片栗粉を入れる際は、混ぜながら少しずつ入れると良い。
水溶き片栗粉を一度にドバっと入れてしまうと、とろみが付いた場所と付いていない場所が分かれてしまう場合があります。混ぜながら入れる事によって、均等にする事が出来ます。火を止めて少しずつ入れる事によって、とろみが付きすぎてしまう事を防ぐ事が出来ます。